NHK全国俳句大会(前編)

 1月20日NHKで開催された全国俳句大会に参加してきました。

家内と俳句仲間2名の計4名で前日から上京しました。晴天のおかげで新幹線の中から富士山もはっきりと見ることができました。

 

 NHKホールのすぐそばのホテルをゲットしていたので、開催時間の1時まで時間の余裕があり、一人で秋葉原へパソコンのパーツを買いに行ってきました。久しぶりの秋葉原、心うきうきです。以前訪れたときとは様子は変わっていましたが、オタクの軍団に混じってあちこちのパソコンショップをうろうろ。

 

 その後何とか待ち合わせの時間に間に合って4人でNHKホールの中へ。ここは紅白歌合戦も行われているホールです。日本を代表する18名の選者と今回特選を受賞した人たちがステージに上がり、テレビでもよく見かける渡邊あゆみアナウンサーの司会のもとで始まりました。

 

 休憩をはさみながらではありますが、午後1時から4時すぎまでの大会は結構疲れます。今回は家内と俳句会の先生が秀作だったので思い切って参加してみたのですが、スポットライトを浴びるステージ上の受賞者を見ていると、次は私があの席へ座るんだという欲がわいてきました。

 

 その日の夜は学生時代の友人(先輩)たちと渋谷の「なだ万」という店で懐石料理をいただきました。先輩2名が元社長ということでここはお言葉に甘えてゴチになりました。この御恩は一生かかっても返すことはできないかもしれませんが、菊舎の里に来られた折にはわずかでもお返ししたいと思っています。

 

 下記の句は今回の特選54句の中から選ばれた大会大賞の3句です。

 

     天下取り損ねし父の昼寝かな  (宮崎・田代 きみ子)

 

     東京は光の積木神の留守    (兵庫・日野 久子)

 

     ゆつたりと机使ふや夜学生   (東京・森沢 悠子)