2月9日午後3時よりNHK全国俳句大会の放映がありました。当日会場から見ていましたが、広い会場の中程の席からではステージ上の人たちの顔ははっきり見えなかったのですが、テレビではそれぞれの顔がアップで映っていました。
来年自分がステージに立ったときには、こんなにはっきりと顔が映ってしまうのはやばいなと一瞬思ってしまいました。田舎暮らしに胡坐をかいて生きているこの顔を、一年かけて俳人らしく見える顔に変えていかなければなりません。あのステージに立つために、この一年は俳句と俳人らしい顔への鍛錬が必要です。
テレビの放映ではステージだけではなく、時々会場の様子も流れていました。私たちが映っていないかとじっくりと見ていますと、最後の会場のシーンの中に私たち夫婦がはっきりと映っていました。横から撮られたシーンですが、そういえばあのとき横にテレビカメラがあったのを思い出しました。
俳句を始めて二年という女性が今回俳句大賞三名のうちの一人に選ばれていました。こちらは俳句を始めて五年。ぼちぼちステージに上がってもいいのではないかと勝手に思っています。この思い上がりが一年後に吉と出るか凶とでるか自分でも楽しみです。下の句は今回佳作の二句です。
星野 高士 選 佳作
帰らざる回天の海銀河濃し
小島 健 選 佳作
菊日和母に卒寿の膝小僧