椋鳥?

 秋の稲刈りも終わり、ようやく静かになった菊舎の里に、椋鳥(と思うのですが)の大群がやってきました。トビイロウンカの大群の悪夢から立ち直ったばかりなのに

今度は鳥の襲撃です。

 

 秋耕で黒々とした土となった田んぼに生息する小さな虫を食べにやってくるのでしょうか。鳥の群が近くにやってくると、結構な羽音がします。それにしてもその数の多さに驚かされます。

 

 スズメによく似ていると思っていたら、やはりスズメ目ムクドリ科ということです。渡り鳥ではなく留鳥ですが、冬になると北部から南部に移動することもあるようです。俳句的には秋の季語。最近なかなか句が詠めないので、人様の句を下に。

 

   椋鳥がきて風琴(オルガン)となる一樹  小澤 克己